【若手の会】第9回奈良若手の会「金魚すくい大会」

場所:奈良まほろば館

日時:2015年9月4日(金)

 

大阪や京都にも近い奈良県大和郡山市は、昔から軍事の要衝として知られ、筒井順慶、豊臣秀長も治めた土地です。江戸時代に入っても、有力大名が藩主となり、中でも徳川綱吉の側用人として知られる柳沢吉保の子、吉里が有名です。実は、その吉里が大和郡山に金魚を持ち込んだと伝えられていて、その後金魚の養殖が盛んになった大和郡山は、昭和40年代には全国シェアの50%を占めていました。その後はやや衰退したものの、「金魚のふるさと」として認知され、今では、「全国金魚すくい選手権大会」を開催しています。この大会は、祭りの露店で子どもたちがやっている金魚すくいとは一線を画し、「サンダル履き禁止」といったのルールを設けるなど、もはやスポーツにまで昇華させようという意気込みが感じられます。

かつての検定ブームにもあやかって、「金魚検定」も開催されていましたが、その難易度からか受験者数が減り、今は休止されています。

前置きが長くなりましたが、今回の「金魚ナイト」では、その金魚検定の問題を使ってのクイズ大会、そして、当然金魚すくいを行いました。金魚は大和郡山から取り寄せた400匹。生きがよすぎてみなさん苦戦していたようですが、童心に返って楽しいひと時を過ごしていました。


 

 

当日の模様は、以下の動画にてご確認いただけます。