【東京奈良県人会】平成28年度東京奈良県人会文化交流会を開催しました。

 

 

平成28年度東京奈良県人会文化交流会を平成28年9月28日、都道府県会館で86名の参加者を迎えて開催しました。

今年はフリーカメラマンである保山耕一さんをお迎えし、「奈良には365の季節がある」と題して、保山さんが撮られた映像の上映と講演会を行っていただきました。
映像は今回の文化交流会にあわせて特別に編集していただいたもので、美しさだけではなく映像からにじみ出てくる力を感じました。

 

 

特に2015年、2016年に撮られた桜は深く心に刻まれました。
講演ではご自身の病気体験をもとに180度変わった映像への向き合い方を熱く語っていただきました。
重い機材を運べず、市販の軽い機材で撮影せざるえなかったときに、13回若手の会でも講演いただいた岡本彰夫さんから言われた『写真を撮るのは道具ではなく、保山さんが撮って撮って練って練ってきた30年の積み重ねでとったらええ』という言葉で自信をもって撮れたと話されました。
参加者は素晴らしい映像に涙を浮かべる方もおり、『素晴らしかった。感動した』と口々にされていらっしゃいました。

 

 

講演会のあとは場所を移し、61名が参加をして懇親会を行いました。
保山さんには参加者から間断なく寄せられる質疑や記念撮影に、にこやかに応じていただきました。
奈良に住んでいたり生まれたりするとあまりにも当たり前すぎて気づかない奈良の素晴らしさを保山さんの映像を通して発見する文化交流会となりました